最近、邦画を良く映画館で観ます。
ハリウッド映画のように、派手な演出やダイナミックな映像には欠けるとしても、奥深い心情を表す事を基本とする日本映画が最近は好きですね。「皆まで言うな」というような日本人の精神が実に美しいと思うのです。この精神はイラストレーションにも無くてはならない大事な要素の一つような気もしますね。
先日このブログでも紹介した「おくりびと」に続いて、今回観た作品も邦画二作です。
まずは、「容疑者Xの献身」です。
最近、東京ではこの映画のドラマ版「ガリレオ」がお昼に再放送しているんですが、これがなかなか面白かったのです。
それで、今回時間が出来たので、見に行ってみました。
邦画は字幕を読まなくて良いので、気楽にストレス無く観れるのがよいですね。
内容は詳しく書きませんが、今回の劇場版は、登場人物の設定や背景以外は、全くドラマとは繋がりのない別物のお話しなので、ドラマを全て見ていないという方にも、登場人物がどういうキャラクターなのか、ちらっと知っていれば映画にすんなりと入っていけると思いますよ。
感想は、なかなか面白かったですね。
寝不足のまま行ったせいもあり、最後の一時寝てしまいましたが(笑)
福山雅治さんの演技も良かったのですが、堤真一さんの演技が今回は特によかったですね。
いつまでも、心に残る一作とまではなりませんでしたが、エンターテーメントとして、とても楽しめる映画でしたね。
機会があれば是非。
そして、昨日観たのが、大林宣彦監督の新作「その日のまえに」です。
この作品は、師匠木内達朗さんのイラストレーションが全篇に渡ってたくさん使われております。南原清隆さんが主演でイラストレーターの役を演じていらっしゃるのですが、アドバイザーとして木内さんがこの映画に協力されています。
映画の最後に流れるエンドロールにもしっかりお名前がクレジットされていました。木内さん、凄いなぁ
数ヶ月前の話になりますが、木内さんに声を掛けて頂き、木内さんに便乗して撮影現場に連れて行っていただきました。いつも気をかけていただき感謝しております。
撮影現場では、テレビで良く聞く、ウワサのロケ弁も食べましたよ(笑)
現場では、監督の大林監督をはじめ、主演の南原清隆さん、永作博美さんともお話しする事が出来感激いたしました。
大林監督は僕達に、映画について色々と丁寧に教えて下さいました。
とても著名な方なので、存在感は勿論もの凄いのですが、全く威圧感がないというのか、その様に僕達が感じないよう気遣って下さったのか、とても取っつきやすくて、家族のような親しみを感じさせて下さる素敵な方でした。
あのように歳を重ねていきたいものですね。
あの穏やかなお人柄が、出演者の方々の心をリラックスさせ、結果的に良い演技に繋がっているのでしょうね。監督のお人柄が、大林映画の素晴らしさの一つの大要因なのだと感じました。
南原さんはとても気さくな方で、周りを明るくするムードメーカーという感じでした。
初対面で緊張していた僕に対しても、気を遣って下さり、やさしくお声を掛けて下さいました。とにかく、もの凄く良い人でした。僕は長男なんですけれど、こんなお兄さんが欲しかったなぁ・・・なんて思ってしまいました(笑)
そして、永作さんですが、ビックリするほどお美しかったです。
少しだけですが、永作さんともお話しが出来ました。
結局、緊張してなにも話せなかったですけどね(笑)
みなさん、ご存じかとはおもいますが、本当にとてもお美しく魅力的な女性でしたよ。
そして、その魅力がテレビという媒体では殆ど再現されていないのだと、ご本人を目の前にしてわかりました。直接あって、お話しが出来たなんて・・・・生きてて良かったです(笑)
そして、肝心の映画ですが、とても切なく情緒ある映画でした。
詳しく内容は書けませんが、いろいろと考えさせられる映画ですね。
自分の今の生活の事や、大事な人の事、生と死・・・・等など。
避けては通れない、人生では逃げる事の出来ない事について考えさせれる映画でした。
そして、この映画はイラストレーターが主人公という、とても稀で貴重な映画です(笑)
「イラストレーター」って、職業名が派手なだけで、実はとても地味です。
ですから、この様にスポットライトが当てられる事は、チョット嬉しいです。
当たり前の事なのですが、現場で拝見させて貰ったシーンもたくさん出てきて、不思議な気持ちで作品を見ていました。木内さんの絵も、凄くたくさん使われていて良かったですよ。ポートフォリオとしてDVDを渡しても良いぐらい沢山使用されていて、とても嬉しかったですね。
これを機に、ますます木内さんの名前が世間に浸透していくと良いですね。
機会があれば是非ご覧になって下さいませ。