なかなか上手く弾けなくて、楽団のみんなに迷惑をかけてしまうゴーシュ。
楽長さんは、特に厳しくてゴーシュは、音階、リズム、感情のどれもがに出来ていないとゴーシュを叱る。
ゴーシュの二枚目です。
昔とは構図も変えて、クローズアップしました。
楽長さんを影で登場させたのは、なかなか気に入っています。
美術大学の卒業制作で、宮沢賢治のセロひきのゴーシュを題材に10枚のイラストレーションを描いた。その時は、イラストレーション・ボードにジェッソを塗ってその上にアクリルで描きました。
今回は、新しいタッチでもう一度「セロひきのゴーシュ」を描き直して見ることにしました。
人物やタッチはなるべくさりげなさを出せるよう、描きすぎないように気をつけました。
ゴーシュは、街の活動写真館でセロ(チェロ)を弾く係です。
彼の所属する金星音楽団は、発表会も間近なのでみんな一生懸命練習していますが、
ゴーシュはとても演奏が下手くそで、いつもみんなの足を引っ張ってしまいます。
この日も、厳しい楽長にさんざん怒られて、悔しい思いをしました。
練習の後、その悔しさを噛みしめ、泣きながら家路につく場面です。